高血圧とともに、過食と運動不足による生活習慣病の代表例です。
「そんなに食べていないけど・・・」というお話をよくお聞きしますが、摂取量と消費量のバランスの問題と思われます。
現在の日常生活でどれほどの活動量があるのか、実際の食事摂取カロリーはどれくらいあるのか。
まず、この点を把握していただくことから始まります。
食べていない、でも動いていない。体重が減らないから頑張れない。
今の生活の中で運動をする時間はなかなか作ることができない、機会がないと思われがちですが、すぐに車を利用したり、エレベーターに乗るのではなく、歩く機会を増やされることがいいと思います。
また毎日の食事の見直しも大切です。
特に仕事で帰宅時間が遅い方は、ほっと一息、空腹感を一気に食事で満たし、明日のために一秒でも早く就寝したいと思われるでしょう。
血液検査の結果が思わしくなかった方にお話を伺うと、「検査の頃は仕事が忙しくて帰宅時間が遅かった」と言われることが多いです。
高血圧症と同様に患者様にあった食事療法、運動療法を提示させていただきながら治療に取り組んでいきます。